ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、胃の強い酸の中でも生き抜くことができる細菌です。一度感染すると、除菌しない限り胃の中に住み続け、慢性的な炎症(ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎)を引き起こします。
放置すると胃潰瘍や十二指腸潰瘍だけでなく、将来的な「胃がん」の発症リスクを大幅に高めることがわかっています。
ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、胃の強い酸の中でも生き抜くことができる細菌です。一度感染すると、除菌しない限り胃の中に住み続け、慢性的な炎症(ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎)を引き起こします。
放置すると胃潰瘍や十二指腸潰瘍だけでなく、将来的な「胃がん」の発症リスクを大幅に高めることがわかっています。
ピロリ菌に感染していても、自覚症状がないケースがほとんどです。以下に当てはまる方は、一度検査を受けることをお勧めします。
日本人の胃がんの約90%以上にピロリ菌が関与していると言われています。
ピロリ菌によって胃の炎症が長く続くと、胃の粘膜が薄くなる「萎縮(いしゅく)」が進みます。この「萎縮性胃炎」の状態は、胃がんが発生しやすい「畑」のような状態です。
早めにピロリ菌を除菌することで、胃粘膜の炎症を抑え、将来の胃がんリスクを下げることが期待できます。
ピロリ菌の有無を調べるには、いくつかの方法があります。
※保険診療でピロリ菌検査を行うには、法律により「半年以内に内視鏡検査(胃カメラ)を受け、胃炎や潰瘍の診断を受けていること」が条件となります。
ピロリ菌の除菌は、数種類のお薬(胃酸を抑える薬と2種類の抗菌薬)を7日間服用するだけで行えます。
※除菌に成功したかどうかを判定する「判定検査」は、お薬を飲み終えてから1〜2ヶ月後に行います。
「除菌が終わればもう安心」と思われがちですが、除菌成功後も胃がんのリスクがゼロになるわけではありません。特に胃の萎縮が進んでいた方は、除菌後も定期的な胃カメラによるチェックが不可欠です。
当院では除菌治療から、その後の定期フォローアップまで、責任を持って皆様の健康を見守ります。